秋田県で親しまれている「ハタハタ寿司」という食べ物を知っていますか?
お寿司と言っても握り寿司やちらし寿司のようなお寿司とは全く違うんです。
今回は、そんな「ハタハタ寿司」の特徴や時期、食べ方、味の感想などをご紹介していきます。
品名 | ハタハタ寿司 |
---|---|
都道府県 | 秋田県 |
ジャンル | 郷土料理 |
カロリー | 100gあたり115kcal |
賞味期限 | 要冷蔵で10~20日 |
食べた場所 | 秋田市内の居酒屋 |
旬の時期 | 10月下旬~1月 |
目次
ハタハタ寿司ってどんな食べ物?
ハタハタ寿司は秋田を代表する郷土料理です。
お米や麹・人参などの野菜と一緒にハタハタを漬け込んで発酵させて作ります。
いわゆる飯寿司(いずし)と呼ばれるものです。
一匹のまま漬け込む「一匹寿司」
頭だけをを落とす「全(まる)寿司」
切り身にする「切り寿司」
大きく分けて3つに分類されています。
が、最近では全寿司を一匹ずしとして販売しているお店も多いです。
食べた感想
というわけで、秋田市内の居酒屋にてハタハタ寿司を発見!
実際に味わってきました。
味としては麹の甘さが引き立ち、乳酸菌発酵により酸味も感じます。
ハタハタの身の歯ごたえがよく、噛んでいるとうま味も感じます。
魚が酸っぱく漬けられているので、好みは分かれるかもしれませんね。
しめさばが好きであれば、とりあえず食べてみて欲しいと思います。


おめでたい日の料理
ハタハタ寿司の歴史は古く、1688年出版の「日本諸国名物尽」という書籍にも登場しているので、それより以前から存在していたことのなります。
ハタハタという魚が庶民の魚だったため、その魚をいかにおいしくより長く食べられる様にするか考えられていた、というわけですね。
漁の時期は初冬のころ
産卵を控えて浅瀬にくることから、獲れたハタハタを処理して漬け込み、お正月のおめでたい日に食べられていました。
酢や塩を使ってしめたハタハタを、ほかの材料と漬け込んで、完成までに2~4週間ほどかかるので、まさにお正月がちょうどよくなるというわけです。
一匹ずしはお供え用、切り寿司は自分たちが食べるようとして作っていたとされています。
そのままでも火を通してもOK
お酒飲む方だとつまみにもってこいともされているハタハタ寿司。
日本酒、とくに大吟醸との相性が良いです。
そのままを少量ずつ食べるのが定番ですが、焼いてもおいしいと評判です。
火を通すことで酸味が飛ぶので食べやすくなるからなんです。
焼く方法は簡単。
グリルで焦げ目がつく程度に加熱するだけです。
身がふっくらとして、骨まで丸ごと食べることができます。
こちらの方法はお子様などにもおすすめかもしれません。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
100gあたり115kcal
賞味期限は?
要冷蔵で10~20日
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
「ハタハタ<em>寿司</em>」Yahoo!ショピングの検索結果
最後に
いかがでしたか?
今回は秋田県で古くから食べられている「ハタハタ寿司」をご紹介しました。
彩りもきれいで、小鉢の一品として食卓が華やかになりますよ。
子持ちのハタハタをつけているものも多く販売されています。
卵のプチプチとした食感がまた違った味わいで人気があります。
お好みのものを見つけてぜひ味わってみてくださいね。