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銀不老大福 ~高知城西館のオリジナル大福。実食してみた!

更新日:

高知県の銘菓「銀不老大福」。

この変わった名前のお菓子はどのようなものかご存知でしょうか。

2014年にJAL国内線ファーストクラス機内食に採用されたことで話題になり、今では高知県の銘菓として知られています。

見た目には真っ黒な大福ですが、今回はこの銀不老大福の魅力に迫ってみましょう。

品名銀不老大福
都道府県高知県
ジャンル餅菓子
製造者株式会社城西館
 原材料白あん(手亡豆、砂糖、食塩)ミックス粉(もち粉、砂糖、でん粉、食塩)、砂糖、麦芽糖、還元水飴、ココアパウダー、食用精製加工油脂、食用植物油脂、インゲン豆パウダー、竹炭、馬鈴薯でん粉、脱脂粉乳、でん粉、ゼラチン、寒天
乳化剤、加工でん粉、ソルトビートル、竹炭、カゼインNa、安定剤(増粘多糖類)、リン酸塩(Na)香料、カロテン色素(原材料の一部に乳、大豆を含)
賞味期限解凍後冷蔵で4日以内
カロリー100gあたり289.2kcal
購入した場所松山空港
お値段6個入り1,080円(税込)

 

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銀不老大福の特徴

銀不老大福

まず、銀不老大福といえば真っ黒な餅生地が特徴的ですね。

餅生地には、銀不老豆とココアパウダー、高知は木炭産地でもありますから、食用炭も練りこみ黒い上皮を作りました。

 

また、銀不老大福は黒い見た目だけが特徴ではありません。

大福の中には生クリームと白あんがくるまれていて、予想を裏切る和洋折衷のお菓子となっています。

さすが西洋のものも積極的に取り入れた坂本龍馬を輩出した高知だけありますね。

 

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買ってきました!実食レポ!

というわけで、松山空港にて「銀不老大福 6個入 税込¥1,080」を発見!

実際に味わってみるべく購入してきました。

 

銀不老大福と同じ、黒色の箱は高級感がありますね。

銀不老大福

一度解凍したら、4日以内には食べたほうがいいようです。

銀不老大福

冷凍状態での賞味期限は製造から90日とのこと。

この時は、購入日から50日ほどでした。

銀不老大福

銀不老大福

銀不老大福

銀不老大福

銀不老大福

 

 

中身は白あんと生クリームの2重層になっており、直径5cmほどの一口大の大福に仕上がっています。

一口いただくと・・・餅生地はとても柔らかくいい舌触りで、ほのかにココアの風味が香ります。

中身の餡とクリームは絶妙なバランスで、口の中にとろけるような甘さが優しく広がります。

ほんの一口の上品さ。

クリームが入っているのでお茶でもコーヒーでも合いますね。

 

トクさん
老舗旅館城西館には専属パティシエがいるんだって!銀不老大福は城西館オリジナルの自信作♪美味しくないはずがないよね!
おなじく城西館が監修した「銀不老ロールケーキ」や「銀不老かりんとう」って銀不老を使ったスイーツもあるんだって!
メイさん

 

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カロリーや賞味期限は?

カロリーは?

100gあたり289.2kcal

 

賞味期限は?

解凍後冷蔵で4日以内

 

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高知県の銘菓銀不老大福の発祥

銀不老大福

この銀不老大福は、お菓子の老舗で作られたものではありません。

なんと、高知県の老舗旅館として有名な城西館で作られているのです。

 

城西館の歴史は古く、創業は明治7年の老舗で、皇室御用達のお宿として知られています。

昭和25年には合資会社に組織変更するとともに、発足したばかりの国際旅館連盟に名を連ねます。

その後は順調に業績を伸ばし、高知県宿毛市出身の吉田茂元首相が帰省の際よく城西館に訪れ、なんと彼の銅像まで残っています。

吉田元首相が愛用したウィスキーのビンや着物が今も保存してあることで、彼の愛着ぶりがうかがえますね。

 

城西館の女将はじめ経営陣は、そんな老舗旅館の栄誉にあぐらをかくことはなく、地域資源を生かした商品開発で地域活性化に取り組もう決意します。

そして様々な商品を生み出した中でヒットしたのが、この銀不老豆大福なのです。

 

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銀不老大福の名前の由来

銀不老大福

銀不老大福という珍しい名前の由来は、高知県大豊町西豊永地区でのみ栽培されているいんげん豆の呼称「銀不老」を材料に取り入れていることからきています。

銀不老豆は収穫がとても少なく、年間で800kgしか採れない希少な豆です。

この豆の皮は独特の黒色で「不老長寿の豆」として古くから大豊町では自家栽培されてきました。

 

銀不老の名前の由来については諸説有りますが、一説には「銀」はこの豆がつやつやした黒色であるところから、また「ふろう」は「不老」で多くの機能性成分が体に活力を与え若さを保つことにちなんでつけられたということです。

 

実際に抗酸化作用のあるアントシアニンやカリウム・カルシウム・マグネシウム・食物繊維などが含有されているため、栄養価が大変高い豆だと言えます。

城西館がこの銀不老豆を製菓や料理に使うことで、生産農家のやりがいにも地域振興にも一役買っています。

 

銀不老大福は縁起物

銀不老大福を縁起物として贈り物に使うという方もおられるようですが、それは名前が銀=白髪になろうとも、不老=老い衰えることがないという、名前由来の縁起かつぎももちろんあります。

 

ただ、それだけではなく、城西館では毎年、銀不老豆の収穫時期になると日本一の大杉がある八坂神社で銀不老豆を食される、お客様の健康と不老長寿の祈願祭をとり行っていることが知られています。

 

銀不老大福の製造元が健康と不老長寿を願かけしてくれているということが、より一層、縁起物として定着している理由なのですね。

 

銀不老大福は通販で買える?

銀不老大福は楽天などの通信販売で購入することも可能です。

在庫状況は変動しますので、下記のバナーから楽天市場での検索結果をチェックしてみてください。

 

「銀不老大福」楽天市場の検索結果はこちら!

 

最後に

銀不老大福はJAL国内線ファーストクラス機内食(夕食)に城西館のメニューが採用された時、高知の食材にこだわったおもてなし料理の付け合わせの和菓子として提供したことから、全国に銀不老大福の美味しさが広まったという逸話を持つ銘菓です。

これも社訓で「縁(えにし)を大切にする」城西館だからこその巡り合わせかもしれません。

ご縁を大切にしたい方への贈り物や、大事な人と一緒に過ごしたい時の茶菓子としても選びたい逸品ですね。

 

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