皆さんは、さざれ石を知っていますか。
国歌である「君が代」の歌詞に登場する…ではなく、広島県の特産品です。
大崎水産が製造して、広島県の様々な場所で販売されています。
今回は、そんなさざれ石について、紹介していきます。ぜひ、読んでみて下さい。
目次
さざれ石とは?
さざれ石は蒲鉾の1種です。
ねぎを練りこんだタラのすり身でチーズを包んだシンプルな製品で、ねぎと、タラのすり身、チーズという、3種類の食材で作られています。
さざれ石は、使う食材にもこだわっていて、例えば、ねぎは乾燥されたものではなく、生のものを使っています。
そうすることで、香りがより強くなるのです。
チーズも、独自に作っていて、通常のものより、少しだけ固めで、濃厚な味わいとなっています。
もちろんベースのタラのすり身も主張が濃いものですから、すり身、チーズ、ねぎの3種類の材料が自分の個性を出し合い、一体となります。
この調和も、長年研究を重ねた結果、生み出された、大崎水産にしか出すことのできないものです。
さざれ石は、1粒1粒を手作業で、袋詰めしています。
また、粒ごとに形が違います。
安易に機械に頼らずに、手で製造しているからこそ、この独特な味が生み出されるのかもしれません。
さざれ石の発祥
さざれ石は、40年以上前に、初めて作られました。
大崎水産は、板蒲鉾から始まり、フィッシュスチックと呼ばれるカニ風味蒲鉾などを開発してきたのですが、さざれ石は、それらと並ぶ古参の商品となっています。
現在では、大崎水産の商品の中でも、最も多くの問い合わせを受けている商品です。
開発当時は、蒲鉾にチーズを合わせるというのは、一般的ではありませんでしたが、試行錯誤を重ねて、開発を続けてきました。
その結果、魚の肉、チーズ、ねぎという、相性の良い材料を見つけることができ、さざれ石が完成しました。
それから40年ほどが経過しましたが、今でもパッケージは細かな部分を除き、変わっていません。
また、先ほども書いた通り、袋詰めも手作業で行っています。
そういった、昔ながらの製法、梱包を行っているところに、大崎水産のこだわりがあるのです。
決して、大量に生産することはできませんが、その分、1粒1粒に目をかけ、品質が落ちないように心を配っているのです。
さざれ石の賞味期限
さざれ石の賞味期限は、冷蔵で保存した場合、製造日より40日ほどとなっています。
通常の蒲鉾よりも、少し長いですね。
そのため、お土産などの贈り物にも適しています。
ただし、もちろん早く食べるに越したことはありません。
もし、贈り物で受け取った時には、賞味期限に関わらず出来るだけ早めに食べるようにしましょう。
食べた感想
というわけで、広島空港にてさざれ石を発見!
実際に味わってみるべく購入してみました。
それぞれ素材が味をしっかり主張しながらも、ケンカせずに美味しさを引き立てあっています。
また、淡白なチーズを使用している蒲鉾食品は多くありますが、さざれ石のチーズはかなり濃厚なものです。
たしかに、それぞれの素材の良さを消すことなく絶妙に調和しているのがわかります。
子供のオヤツからビールのおつまみまで、幅広い年齢層の誰にでも好かれそうな良い食品だと思いますよ。
さざれ石の値段は?通販で買える?
さざれ石は、広島県では、広島市西区にある小西屋さん、中区の長崎屋さん、西区のスーパー、スパークさんなどで販売されています。
その他、広島空港などでも販売されているようです。
価格は1袋10粒入りで400円(税別)となっています
さらに、Amazonやヤフーショッピング、楽天市場でも販売されています。
現地に行くのは、中々大変だという方は、そちらで購入するのもよいでしょう。
5袋セットなども販売されているので、まとめ買いも可能です。
広島に旅行に行った際に、購入して、おいしかったので、ネットショップで購入する、というやり方もありですね。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
まとめ
今回は、広島県の大崎水産で製造されている、さざれ石について紹介していきました。
さざれ石は、昔ながらの製法を守った伝統の味が特徴です。
ご飯のおかずにもなりますし、お酒のおつまみとしてもピッタリです。
独特な味でありながら、老若男女問わず愛されるさざれ石。
今回の記事を読んで気になった方は、ぜひ購入して、食べてみて下さい。
この味の虜になるかもしれませんよ。