長崎県の名物・角煮まんじゅうをご存じですか?
ふわふわのまんじゅうの生地に、しっかりと煮込まれた豚の角煮が挟まった一品です。
現在、長崎県の名物として人気の商品で、お土産として求めに来る人はもちろん、各地の物産展でも入手困難となってしまうほどの人気です。
今回は、特に岩崎本舗で販売している角煮まんじゅうをご紹介します。
目次
角煮まんじゅうってどんな食べ物?
最初に、角煮まんじゅうとはどんな食べ物なのかをご紹介します。
角煮まんじゅうとは、中華まんの生地に豚の角煮が挟んであるものです。
中華まんの生地は白くてふわふわで、ほんのり甘みのあるものです。
豚肉にはタレに絡められた甘い味付けがされています。
岩崎本舗で販売されている最もスタンダ―トな角煮まんじゅうは「長崎角煮まんじゅう」です。
通常は冷凍の状態で販売されており、箱入りの商品は6個入りのものから15個入りのものまで販売されています。
賞味期限も製造日から90日と長持ちします。
解凍して温めるだけで食べられるという手軽さも魅力で、自宅用やお土産用などとして愛されています。
サイズも手のひらにのるくらいのちょうど良い物なので、女性からの人気も高いです。
他にも「六日仕込み角煮まんじゅう」や「大とろ角煮まんじゅう」といった、角煮まんじゅうのバリエーションがあります。
角煮まんじゅうの起源ってなに?
それでは、長崎県で角煮まんじゅうが名物となったきっかけは何なのでしょうか?
その起源についてご紹介していきます。
角煮まんじゅうの起源は、生地が中華まんのようになっていることからもわかるように、中国から伝わった料理がもとになっています。
長崎は東洋の国と近い場所にあるため、中国や韓国といった国との交流が国内でも特に盛んに行われていました。
そのため中国の文化もよく伝わっており、中でも「東坡肉」(とんぽうろう)という、日本の角煮に似た中華料理が伝わり、日本人の口に合ったものに改良してみようと試行錯誤したところ、今のような形の角煮まんじゅうが出来上がったのです。
そこから、昭和40年 4月岩崎食品が創業し、角煮まんじゅうの商品化に向けて動きました。
販売された角煮まんじゅうは、地元を中心に徐々に人気となり平成9年の長崎県特産品新作展で優秀賞を受賞しました。
口コミなどで長崎角煮まんじゅうの人気が広がり、平成11年の10月に岩崎食品が「長崎角煮まんじゅう」の商標を登録します。
そこから岩崎本舗の店舗も徐々に増え、今のような人気となったのです。
このように、古くに中国から伝わった食べ物が、長崎の日本人によって改良されたことで、現代の今でも愛される食品となったのです。
岩崎本舗の角煮まんじゅうへのこだわり
岩崎本舗では角煮まんじゅうを看板商品として販売しているため、そのこだわりも相当なものがあります。
角煮は厳選された豚肉を特別に仕入れ、柔らかくもお肉の食感はしっかりと感じられる硬さにこだわって煮込んでいます。
味付けには長崎県産の醤油を使用しています。
更に、化学調味料を使用しないという点にもこだわっており、誰でも安心して食べられるグルメとなっています。
また、真っ白なきれいな生地にも着色料やベーキングパウダーを使用しておらず、自然素材だけを使用した門外不出の独自の製法で作られています。
このように、作り手のこだわりがつまった商品が岩崎本舗の角煮まんじゅうなのです。
カロリーや賞味期限は?
自由なメモ
1個(75g)あたり249kcal
ココがポイント
製造日より90日(冷凍保存)
食べてみた感想
というわけで、長崎空港にて岩崎本舗を発見!
実際に味わってみるべく購入してみました。
ちなみに、お値段は1個400円(税込)でした。
なかなか派手な看板ですね。
こんな感じで角煮が挟まっています。
ラップを剥がすと、濃厚そうな醤油タレの良い香りが漂ってきます。
では、いただきます...
角煮は長時間煮込んであるのでトロっと柔らかく、旨みがしっかりと凝縮された角煮に仕上がっていて美味しい!
歯切れも非常によく、とっても食べやすいです。
ふわふわで、ほんのり甘みのある生地と角煮の相性も抜群で、やみつきになる商品ですね。
そんなに大きなサイズではないので、小腹が空いたときや食べ歩きの際にはちょうどいいと思いますよ。
角煮まんじゅうはどこで食べられる?通販で買える?
角煮まんじゅうを食べてみたいけれど、どこで食べられるのかわからない…
という場合のために、角煮まんじゅうが食べられる店舗をご紹介します。
長崎県で角煮まんじゅうを販売している岩崎本舗は、現在
・JR長崎駅アミュプラザ長崎店や西浜町店、長崎空港店、グラバー園店、浜町観光通り店、ハウステンボス店
などがあります。
どこも中心部、観光地としても人気な場所もあるので購入しやすいですよ。
角煮まんじゅうが購入できるほか、全国への発送も行うことが出来ます。
また、店舗では角煮弁当などの限定商品の販売や店舗限定の割引などといった嬉しいサービスもあります。
期間限定で全国各地の物産展への出店もあります。
また、通信販売でお取り寄せすることも可能です。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
今回は、長崎県の名物「岩崎角煮まんじゅう」の起源や食べられる場所などについてご紹介しました。
角煮まんじゅうはタレの味付け、柔らかさ、生地とすべてが完璧にマッチした絶品の一品です。
地元の人々に愛され、作り手の熱意が詰まった食べて損はない商品となっているので、あなたも是非一度味わってみてください。