長崎にお住まいの方で長崎物語のCMを知らない人はほぼいないでしょう。
あのイメージソングは長崎人の心に深く残り続けるメロディだそうです。
お土産品としても人気な長崎物語ですが、こだわりの製法と長崎物語というネーミングがその人気の秘訣だといわれています。
今回は、長崎物語についてご紹介させていただきます。
目次
長崎物語はどんなお菓子
長崎物語は、株式会社唐草の昭和42年の創業期より販売されている代表的な銘菓です。
長崎物語は、五層に焼き上げたバームクーヘンの中にホワイトクリームが入ったお菓子で一本、一本が丁寧に手作業で作られています。
長崎物語はお菓子にありがちな甘すぎさを避けるように、年月を重ねながら改良に改良を重ね、お客様の立場に立って作り上げられてきた
伝統と改革を忘れない長崎を代表する銘菓といえます。
地元テレビでローカルニュースの合間などで流される深く残されるあのイメージソング。
味の良さに加えて昭和期から確立された、あのクリームとバームクーヘンのコンビネーションは、仕事で長崎の地を後にした人や、長崎人にゆかりのある
他府県に人たちまで幅広く支持されています。
長崎物語の由来
長崎物語のパッケージをみると、長崎物語と縦書きの文字の横に絵柄の模様が印刷されているのに気が付くはずです。
長崎市は出島や江戸町奉行所や坂本龍馬の亀山社中など、様々な観光資源を抱える伝統ある街です。
今でこそ不況と人口流失に悩む街ですが、江戸期には西洋や中国からの文化発信の地として大いに栄えました。
江戸時代に唯一の海外との交易の拠点であった長崎の地にも、1637年の島原の乱以降本格的な禁教令が開始されます。
そして、1639年に鎖国が完成するや外国人の父親と日本人の母親の混血児たちは海外の地に追放されました。
混血児たちはのちに日本の事を懐かしく思い、その思いを手紙に込めた文の原文が、今も長崎の平戸の地に残されているそうです。
その手紙の絵柄を長崎物語のパッケージには使用しています。
古き鎖国の時代、海外貿易は閉ざされたものの長崎は出島のみと制限こそあれ交易がなされました。
国際観光都市にふさわしいお菓子を、全国に伝えたいという思いからこの混血児のふみ(ジャガタラ文といいます)の絵柄が使用されたと伝えられています。
追放された外国人のハーフの人たちへの想いや、鎖国時代に外国人との交流から生まれた様々なエピソード。
それらを、絵巻物をイメージした形のお菓子に乗せて、長崎にしかない物語を全国にいつまでも伝えていきたいという思いが長崎物語というネーミングの由来といわれています。
カロリーは?
カロリーは?
1本あたり、約146kcal
賞味期限は?
賞味期限は?
製造日より18日間(夏季期間7月~9月は15日間)
食べてみた感想
というわけで、長崎空港にて長崎物語を発見!
実際に味わってみるべく購入してみました。
開けてみたら内装が金キラでビックリ!
こだわってますね~。
断面が分かりやすいようにと半分にカットしました。
ふんわりとしたバームクーヘンと、まろやかなクリームのバランスが丁度いいですね。
クリームに入っているオレンジピュールの風味も心地いいです。
意外と甘さが控えめなので飽きがにくく、ついついもう一つと食べてしまします。
コーヒータイムのお供に最適ですね。


長崎物語は通販で買える?
長崎物語は通信販売で購入することも可能です。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。