おきゅうとは福岡県で古くから親しまれているソウルフードです。
九州の各地で日常的に食べられています。
江戸時代から伝わるそうで、その発祥や名前の由来には諸説あります。
今回は、おきゅうとの食べ方や作り方についてご紹介させていただきます。
品名 | おきゅうと |
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都道府県 | 福岡県 |
ジャンル | 郷土料理 |
原材料 | エゴノリ、イギス |
賞味期限 | 冷蔵で1~2週間 |
カロリー | 100gあたり6kcal |
購入した場所 | 福岡市内のスーパー |
目次
おきゅうとって何?名前の由来は?
おきゅうとは、エゴノリを干した後、煮溶かしてから固めて作る海藻加工食品です。
おきゅうとと言う独特なネーミング、耳に残りますよね。
漢字で書くと「救人」とか「沖人」とか書いたりします。
「救人」は昔々食糧難の時に手に入った海草でこれを作り、沢山の人々を餓えから救ったと言う話。
「沖人」はこの料理を考案したのが沖の人、つまり漁師だったからと言うことからこのように書かれたりもします。
何せ発祥がふるいので色々な説があります。
作る行程のなかできゅーっと絞っていた様子を表しているとも言われます。
原料は?作り方は?
おきゅうとの原料はエゴノリと言う海草で、薄く赤みがかっており糸状に細かく枝分かれた姿が特徴です。
日本各地で取れるもので寒天の材料としても知られています。
作り方は、エゴノリとイギスと呼ばれる海草をを煮てよく裏ごしして作ります。
暖かいものが冷えると自然に固まります。
原料の赤色は加工の工程で抜けていきおきゅうとの薄い緑色になります。
新潟県などでよく食べられている、「いごねり」にとても近いですが、材料と作り方が少し違っています。
オススメの食べたかたは?
おきゅうと事態に味があまりないので様々な味付けが可能です。
一般的なのは、カラシ酢味噌をかけたり、ゴマと胡麻油ネギなどで中華風にしたり。
サラダに入れて青じそドレッシングもヘルシーで美味しいですね。
あと、青じそ、炒ったじゃこと合わせてポン酢をかけるのもお酒によくあいますので、お通しにいいですね。
とにかく色々な味に染まってくれますので、アイデア次第でヘルシーなおかずが色々作れます。
福岡の方では朝食の食卓に上がる事が多いです。
さっぱりと食べられ消化もよいので食欲がないときなどにも、これだったら食べれると言うかたも多いそうです。
暴飲暴食で胃腸を休めたいときなどに食べたいですね。
意外な食べ方をご紹介すると、きな粉と黒蜜でわらび餅風にするというのもあります。
食材自体に癖がないのてでこんな意外な組み合わせもあるんですね。
実食してみた!
こうして記事を書いていると、早速おきゅうと食べたくなってきました!
というわけで、おきゅうとを実際に味わってみるべく購入してきました!
初めて食べるので、今回はすごくシンプルに味わたいと思います。
賞味期限は、購入日から10日ほどでした。
おきゅうとの成分はほとんどが水分ですので、たくさん食べてもカロリーを気にする必要はありません。
また海草類全般の特徴であるミネラル(おもにカリウム、マグネシウムなど)を含んでいます。
1センチくらいの短冊形に切って盛り付けます。
おきゅうとにセットで付いていたかつおだし入りタレをかけて、ネギ、ゴマ、かつお節を添えいただきます!
ところてんによく似ていますが違いは食感ですね。
食感は、少しもちっとした弾力があり、舌触りがところてんよりもざらっとしています。
ほのかに、原料の海草の香りを感じます。
おきゅうと自体の味は無味に近いので、色々な調味で食べることができそうですね。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
100gあたり6kcal
賞味期限は?
冷蔵で1~2週間
どこで買える?
おきゅうとは福岡県や九州地方のスーパーには普通に売っています。
他の県だとちょっと品揃えの多い海産物屋さんにあったりするようですが、その地方でなければ手に入りにくいかもしれませんね。
今はネットショップで売っているところもたくさんあるので利用するといいでしょう。
福岡出身の人は小さい頃から親しんでいるソウルフードなので、取り寄せてでも食べたいと思う人もあるようですよ。
おきゅうと まとめ
おきゅうとについてたくさん書きましたが、色々な食べ方が出来るヘルシーで飽きない食べ物と言うことがわかりますね。
福岡県にとどまらすもっと全国にひろめてほしいですね。
色々な味と相性いいのでこれが嫌いって人もあんまりいないのかも。
飽きがこないので福岡県民が毎日のように朝食にたべるのわかります。
ネーミングもかわいらしくて親しみがわいてきましたね。
是非覚えてダイエット中の人とかに教えてあげて下さい。