幻のハムと言われている岐阜県の明宝ハムという商品を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
国産の豚肉を使用し保存料なども使われていないため、体に優しいハムと言っても過言ではありません。
岐阜県の人々には特別な日に食べるものという認識の高い明宝ハム。
今回は、明宝ハムのおすすめの食べ方、歴史や特徴、明方ハムの違いについてご紹介していきます。
品名 | 明宝ハム |
---|---|
都道府県 | 岐阜県 |
ジャンル | ハム・ソーセージ |
製造者 | 明宝特産物加工株式会社 |
原材料 | 肉塊[豚肉(国産)]、つなぎ[豚肉(国産)、でん粉]、食塩、砂糖、香辛料、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na、K)、発色剤(亜硝酸Na) |
賞味期限 | 製造より64日 |
カロリー | 100gあたり164kcal |
購入した場所 | JR岐阜駅 |
お値段 | 360g(1本)1,188円(税込) |
目次
自宅で簡単にできるおすすめ食べ方、実食レポ!
というわけで、JR岐阜駅の土産店にて明宝ハムを発見!
自宅で簡単にできる、おすすめの食べ方を実食しながら紹介していきます。
まずはそのまま
まずは、そのままで明宝ハム本来の味を楽しみたいと思います。
塩と素材の味がしっかり活きているので、そのまま食べても十分美味しいですね!
肉がギュッと詰まっている感じで、歯ごたえ食べごたえもばっちりです。
ハムおにぎり
お次は、明宝ハムを使ったハムおにぎりを作ってみます。
明宝ハムをフライパンでコンガリと焼きます。
ごはんと明宝ハムの間にマヨネーズを入れて、海苔で巻いたら完成!
プリプリとしたハムに、焼いた香ばしさとカリッとした食感が加わり美味です♪
お弁当にも良いと思いますよ。
ハムチーズカツ
最後は、明宝ハムのハムチーズカツを作ります。
明宝ハムにチーズを乗っけたものを、小麦粉、卵、パン粉の順につけて油で30秒ほど揚げるだけです。
明宝ハムの旨味とチーズのコクが絶妙に合います♪


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カロリーや栄養成分、賞味期限は?
カロリーや栄養成分は?
熱量(kcal)164kcal/100g
たんぱく質18.9g/100g
脂 質8.6g/100g
炭水化物2.8g/100g食塩相当量2.1g/100g
アレルゲン 豚肉
賞味期限は?
製造より64日
明宝ハムの歴史
現在では岐阜県民にとってのお馴染みのハムとして知られている明宝ハム。
その歴史は長く、昭和28年に畜産の振興と、明宝ハムが作られた明方村は山間部で食材の入手が困難であったことから、不足がちであるたんぱく質をもっと手軽に取り入れることかできるようにという、山間の地の食の改善も目指して作られたのです。
当時は工場のあった村の名前をつけて始めは「明方ハム(みょうかたはむ)」というネーミングで売られていました。
その明方ハムの名を世に知らしめたのは、昭和55年にNHKで明方ハムが紹介されたことがきっかけです。
これを機会に明方ハムは高い注目を集めることとなったのです。
昭和63年には明方村で行っていた加工場を八幡町に移しての再スタートをしています。
明宝特産物加工株式会社が設立され、これまでの「明方ハム(みょうかたはむ)」からこのハムが明方村の宝になるようにと「明宝ハム(めいほうはむ)」という名に改名をして「明宝ハム」としての販売がスタートしています。
明宝特産物加工株式会社は、現在も百人にも満たない少人数のスタッフというこじんまりとしている企業で生産されています。
明宝ハムの生産地は八幡町に移動してしまいましたが、 明方村での明方ハムの生産も継続して行われ、過疎化が進んでいた明方村の活性化へと繋がったとも言われています。
明宝ハムの特徴
明宝ハムの大きな特徴は、100%国産の豚肉を使用して作られているということです。
もちろん添加物や保存料なども極力使用しないという徹底した作り方によって、健康に気を使っている方などにも安心して食べることが出来ると広く愛される商品となってなっています。
職人によって、ほとんどが手作りにこだわっている明宝ハムは、水を一切使わずに国産豚肉の旨味をしっかりと凝縮されているため、食材そのものの旨味を堪能することが出来ます
しっかりと手間隙をかけて作られているため、通常のプレスハムに比べると値段もやや高めの設定とはなっていますが、岐阜県の宴席やお世話になった方への贈り物として重宝されている逸品です。
現在は明宝ハムにも多数の種類があり、スモークタイプであったり、青紫蘇入りやソーセージタイプとさまざまな用途でこだわり抜いた明宝ハムの美味しさに触れることが出来ます。
明宝ハムと明方ハムの違いは?
実は、岐阜県には明宝ハムと明方ハムというものがあります。
他県から訪れた方は、どちらを購入したらよいのかと悩まれるのではないでしょうか。
結論から言いますと、明方ハムも明宝ハムと作り方などにはほぼ変わりがありません。
どちらも岐阜県ではお馴染みのハムであることには間違いがないのですが、「明宝ハム」と「明方ハム」が誕生したのは現在の明宝ハムの存在をなくしては語ることができません。
前述しましたように、「明宝ハム」は以前、明方村で作られていました。
八幡町に移動してしまったことが原因で、明方村での名物が八幡町に移ってしまったと考えた明方村は、知名度の高まっている明方ハムの名を村に残すために明宝ハムと同じ行程で明方ハムを作り続けています。
そのため、「明宝ハム」も「明方ハム」もどちらも添加物や保存料なども極力使用しない、国産豚肉を100%使用しているというような点なども共通しています。
ですが、一点だけ異なるのが「明方ハム」の方がやや塩味があるという点です。
これは、明宝ハムは塩漬けの過程がないのですが、明方ハムには塩漬けの工程があるため、やや塩味を感じるものとなっています。
大きな違いというのはありませんが、塩味の違いというのが「明宝ハム」と「明方ハム」の違いとされています。
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明宝ハムは、楽天市場などのインターネットでも手に入れることもできます。
興味がある方は、是非お取り寄せしてみてくださいね。
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最後に
いかがでしたでしょうか。
明宝ハムの歴史などについて理解をすることができたでしょうか。
長い歴史のある明宝ハムですが、元々は小さな村にて山間部で健康的に生きていくための作られていたものでありますが、丁寧なハム作りの行程というのは未だ守られ続けています。
職人が作る、安心して食べることが出来るハムだからこそ、岐阜県の人々に愛されているのではないでしょうか。
岐阜県ではスーパーなどでも手に入れることができますし、通販でのお取り寄せも行っていますのでお気軽に歴史ある明宝ハムを堪能されてみてください。
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