愛媛の名物や銘菓といえば、何を思い浮かべますか?
株式会社えひめ飲料のポンジュース、ビスケット生地に黄身餡を合わせた母恵夢(ぽえむ)や四国銘菓の一六タルトなんていうのも有名ですが、このページでご紹介したいのは、菓子処畑田本舗の「媛の月」。
今回は、この媛の月の特徴、値段や賞味期限ついて詳しくご説明しましょう。
媛の月とは
「媛の月」は菓子処畑田本舗(株式会社ハタダ)で誕生したお饅頭です。
畑田本舗は「ハタダ栗タルト」や「鳴門金時ポテト」といった郷土菓子や和菓子の他、ケーキ、焼き菓子なども主力商品としています。
1933年(昭和8年)4月創業で菓子本舗畑田「大正堂」を開店したお菓子の老舗です。
残念ながら公式サイトで「媛の月」が初めて登場した年について調べることは出来ませんでしたが、愛媛の人にとっては懐かしさのある昔からある銘菓のようです。
現在は休止中で販売されていませんが、「媛の月」には抹茶味もあります。
この「媛の月抹茶」は松山「道後温泉」の本館改築120周年記念に記念菓として誕生しました。
媛の月の特徴
月の名前がついた銘菓は全国各地様々な場所にありますが、この愛媛の「媛の月」は卵をたっぷりと使い粉の配合にもこだわったしっとりしてもちもちした生地の中に、こし餡に包まれたカスタードクリームが入っているお饅頭です。
現在は休止中ですが、「媛の月抹茶味」は生地に抹茶味が混ぜてあります。
「媛の月」独特の食感の生地の中に、餡にくるまれたカスタードクリームが入っているのは同じなのですが、生地には抹茶の豊かな風味があり、こちらの餡には粒餡が使われているのが特徴です。
いつ復活するかは不明ですが、プレーンと抹茶の2種類を組み合わせたセットもあるようなので、是非食べ比べてみたいですね。
「媛の月」「媛の月抹茶味」にはミニサイズもあります。
ミニはお菓子処 お菓子館のみの取り扱いとなりますが、小さな「媛の月」はサイズ感も手頃なので、職場などのお土産にも丁度良さそうです。
なお、ミニの抹茶味も現在休止中となっています。
買ってきました!実食レポ!
というわけで、愛媛県内をドライブしていたらハタダのお店を発見!
媛の月を味わってみるべく購入してきました。
半分に割ると中身の断面がまるで夜空に浮かんだ月のように見えます。
名前やパッケージの三日月は、この餡にくるまれたカスタードクリームをイメージしたものらしいです。
お味の方は・・・まずは、このしっとりもちもちした食感がいいですね。
カスタードの味が強めなので、小豆が苦手な人でも食べやすく、お饅頭といっても和菓子よりは洋菓子に近い印象があります。
月のパッケージが可愛らしくも華やかなので、贈答用にも良さそうですね。


媛の月はどこで買える?値段や賞味期限は?
媛の月の賞味期限は製造日から約3週間です。
「媛の月」はハタダの直営店や取り扱い店で購入することが出来ます。
前述した通り、「媛の月ミニ」の取り扱い店舗は限られていますので、事前に確認してから訪れるようにしましょう。
ハタダのオンラインショップでも購入することが出来ます。
その他楽天市場でも取り扱いがあるようです。
・8個(税込1,185円)・10個(税込1,448円)・15個(税込2,174円)・20個(税込2,896円)・25個(税込3,622円)
の箱入り5種類で展開しております。
インターネットで購入した場合、品質保持の為注文してからの製造となり、商品到着までに時間がかかることもあります。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーから楽天市場での検索結果をチェックしてみてください。
まとめ
「媛の月」は愛媛県の菓子処畑田本舗が製造・販売している銘菓です。
しっとりもちもちした生地の中に、こし餡に包まれたカスタードが入っているお饅頭で、店舗により限定のミニサイズがあります。
和菓子より洋菓子のような味わいで、餡が苦手な人でも食べやすく、甘さも控えめで上品な味です。
「媛の月」には抹茶味もあります。
松山「道後温泉」改築120周年記念で作られましたが、こちらは2019年2月現在は休止中となっています。
直営店で直接購入する他、公式通販サイト、楽天市場でも取り扱いがあります。