愛媛県を発祥の地とする「ハタダ栗タルト」は、甘みを抑えた柚子餡をカステラ生地で巻上げたお菓子です。
愛媛県内にはこのハタダ栗タルトを販売する菓子処畑田の店舗が多く目に付きます。
そこで、このハタダ栗タルトの発祥や特徴、購入する場合の値段等について調べて見ましょう。
品名 | ハタダ栗タルト |
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都道府県 | 愛媛県 |
ジャンル | 和洋折衷のお菓子 |
製造者 | 株式会社ハタダ |
原材料 | 砂糖(国内製造)、液卵、生あん(小豆)、小麦粉、栗甘露煮(栗、砂糖)、水飴、はちみつ、柚子ペースト(柚子皮)、食用油脂、寒天/ソルビトール、甘味料(トレハロース)、膨張剤、乳化剤(大豆由来)、香料、酸化防止剤(V.C)、着色料(クチナシ) |
賞味期限 | 製造から45日 |
カロリー | 一切れあたり約100kcal |
購入した場所 | 愛媛県内のハタダの店舗 |
お値段 | 1本入 864円(税込) |
目次
ハタダ栗タルトとは
ハタダ栗タルトは、愛媛県に本店を持つ菓子処畑田が販売するお菓子です。
伊予特産の生柚子を使った香り豊かな柚子餡と刻み栗を、カステラ生地で巻上げたお菓子です。
また、刻み栗ではなく、大粒の栗が入った「御栗タルト」という栗タルトもあります。
ベースとなるカステラ生地は、その昔のポルトガルからつたえられた物がベースで、日本人の口に合う様なとてもしっとりとした食感が特徴となっております。
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というわけで、愛媛県に行った際にハタダの店舗を発見!
実際に味わってみるべく、「ハタダ栗タルト 五切れ 税込540円」を購入してきました。
こちらが、リニューアル後のパッケージです。
柚子の爽やかな香りと、栗のまろやかな甘さがとてもマッチしていて美味しいです。
栗の周りの柚子餡は甘さを抑えて有る事から、つい2個目を食べたくなる飽きの来ない味に仕上がっていますね。
ハタダ栗タルトの発祥と歴史
ハタダ栗タルトは、1975年に畑田本舗が考案し販売を開始したお菓子です。
40年以上たった今でも、愛媛県の土産として人気が有ります。
この愛媛県でハタダ栗タルトが生まれたきっかけとなったのが、初代松山藩主で有った松平定行公が長崎を訪れた際に、ポルトガルから持ち込まれたトルタと呼ばれるお菓子に大変な影響を受け、そのトルタを愛媛県に持ち帰り地元でトルタを作らせた事に始まります。
その後松平定行公の考案により小豆餡と栗を中に巻いたタルトが生まれ、明治以降は庶民にも大変親しまれる様になって行きます。
畑田本舗はその伝統的なタルトの作り方を受け継ぎながら、1975年に現在のハタダ栗タルトを作り上げたのです。
ハタダ栗タルトの特徴
ハタダ栗タルトの特徴は、何と言ってもカステラ生地の中に巻かれた柚子餡と刻み栗の味わいのバランスの良さに有ると言えます。
御栗タルトに至っては、その餡に包まれた大粒の栗の食べ応えがハタダ栗タルトの特徴とも言えます。
そして、このハタダ栗タルトは2018年7月1日にリニューアルが行われました。
大きく変わった所は、「より栗タルトらしく」のため栗の量を30%増量した餡にしたことです。
そのため、ハタダ栗タルトをより「栗のお菓子」として印象付ける仕上がりにする事が出来ています。
また、今回のリニューアルに当たっては、パッケージデザインも変更されました。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
一切れあたり約100kcal
賞味期限は?
製造から45日
ハタダ栗タルトを購入するには?通販で買える?
ハタダ栗タルトを販売する菓子処畑田本舗は、四国愛媛県を中心に四国県内各地及び岡山県や広島県の一部にも店舗展開を図っており、四国の人気のお菓子屋さんです。
そんなハタダ栗タルトを購入する場合には、愛媛県を中心とした四国各地の店舗で購入する事が出来ます。
価格は1本当たり864円となっておりますが、このロールケーキ状の長さのハタダ栗タルトの詰めわせでは、2本入りから5本入り4,320円迄を選ぶ事が出来ます。
又、ロールケーキスタイルでは無く、小さくカットされた個装のハタダ栗タルトも販売されており、1個130円ですが詰め合わせで3個入り389円や5個入り756円、10個入り1,458円等が有ります。
愛媛県が本場のハタダ栗タルトの産地では有りますが、四国土産としても人気が有りますので、四国を訪れた際には是非購入して見ては如何でしょう。
他にも、ハタダ栗タルトは楽天などの通信販売で購入することも可能です。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーから楽天市場での検索結果をチェックしてみてください。
まとめ
ハタダ栗タルトは、伊予特産の生柚子を使った香り豊かな柚子餡と刻み栗を、カステラ生地で巻上げたお菓子です。
ハタダ栗タルトの生まれは、ポルトガル生まれのトルタと呼ばれたカステラ風のお菓子で、初代松山藩主であった松平定行公がトルタを愛媛県に持ち帰り地元で作らせた事に始まります。
甘みを抑えて有るので、甘いものはちょっと苦手と言う方にもお薦め出来るお菓子に仕上がっています。
四国を訪れた際に是非購入して見たいお菓子と言えますね。