秋田県のおやつ「バター餅」を知っていますか?
メディアで取り上げられたこともあり、知名度は抜群のお菓子です。
最近では物産展でもおなじみの商品となりました。
今回はそんなバター餅の起源と、お家で手軽に作れるレシピをご紹介していきます。
品名 | バター餅 |
---|---|
都道府県 | 秋田県 |
ジャンル | 和菓子、餅菓子 |
製造者 | 複数社あり |
原材料 | 餅米、砂糖、バター、小麦粉、卵黄、塩、片栗粉 |
賞味期限 | 7~10日 |
カロリー | 100gあたり286kcal(大川米屋のバター餅) |
購入した場所 | 秋田駅 |
目次
バター餅を名乗るには認証が必要
秋田県の中でも北秋田市の名産品である「バター餅」。
もち米をつくときにバター・砂糖・卵・小麦粉・塩を混ぜて作られています。
類似品も増えていますが、北秋田発祥の「バター餅」を名乗ることができるのは認証を得たお店だけなんです。
そのお店ごとに甘さも食感もさまざま。
弾力を強めにしていたり、バターを前面に推していたり、甘さを控えめにしてみたり…。
どんなお店の商品がどこで販売されているかは「日本バター餅協会」で検索すると知ることができます。
食べた感想!
というわけで、秋田県に行った際にバター餅を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
今回購入したのは、大川米屋のバター餅です⇓
一口食べてみると、バターの優しい甘さが口いっぱいに広がります。
何より印象的なのは、めちゃめちゃ柔らかくて、とにかくもちっとふわっとしていた点です。
時間が経っても、冷たく冷やしてもその柔らかさはそのままなのもビックリでした。
発祥は携帯保存食
バター餅はもともと熊を狩るマタギが山に入るときの携帯保存食でした。
普段は農業を生業にしている人々が、冬を乗り越えるために狩猟に出ていました。
自分たちで作ったもち米を調理し、雪山に行くときに携行したというわけです。
お餅でてきているため腹持ちがいいのに加え、バターが入っているからカチカチにならず時間が経っても柔らかい。
まさに最適な携帯食ですよね。
それがいつしか家庭で作られるおやつとして地域に根付いていきました。
そんな地域の味・家庭の味が携帯食が全国的に有名になったのはメディアの力でした。
放送されると一気に注目を集め、作る人も増えていきます。
市でも「バター餅の里」として「バター餅」を商標登録も取得して特産品としてプッシュするようになり…とまさに知名度も人気も急上昇。
もともとお土産品として誕生したものではなかったのですが、今ではすっかりおなじみの一品になりました。
おうちで作ってみよう!
お正月の余りがちょっとある。
なんてときはバター餅にチャレンジしてみるのはどうでしょうか?
材料はこちら
切り餅3個
水 大さじ2
砂糖 大さじ2.5
塩 少々
卵黄 1/2個
バター 6~7g
片栗粉 大さじ1
まずは切り餅に水をかけてレンジで温めます(500Wで2分程度)
お餅が柔らかくなったら余分な水は捨ててスプーンでよく混ぜます。
なめらかになったら砂糖・塩・卵黄を入れて冷めないうちに手早く混ぜ合わせます。
次にバターを加えて包むように混ぜていきます。
ここでは分離してしまっていても問題ありません。
片栗粉を加えるとまとまりやすくなり、いっきにバター餅に近づきます。
手の平に片栗粉(分量外)をつけて少しこねます。
そして四角い容器に片栗粉をひいて(分量外)そこに餅を入れて少し冷まし、包丁で切りやすくします。
切ってお皿に盛り付けたら完成です。
おうちで作ったものはなるべる早めに食べきるようにしてくださいね。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
100gあたり286kcal(大川米屋のバター餅)
賞味期限は?
7~10日間
通販で買える?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は秋田県の名産品「バター餅」をご紹介しました。
そのまま食べてもおいしいですが、醤油をかけたりなどアレンジして食べる人もいるようですよ。
保存食として作られたバター餅。
しかし、長期間の保存には不向きです。
だいたい1週間から10日程度が期限です。
お土産やお取り寄せする分には十分な日付ですが、あまり間を置かずに食べきってしまいたいところですね。