徳島の特産品であるこちら、勘違いされてる方が多いはずです。
ひらがなで書かれてることにも問題があるのかも、徳島県民で漢字で正しく書ける方はどれくらいいるのでしょう。
今回は、ぶどう饅頭のカロリーや賞味期限、名前の由来についてご紹介させていただきます。
品名 | ぶどう饅頭 |
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都道府県 | 徳島県 |
ジャンル | 和菓子、まんじゅう |
製造者 | 日乃出本店 |
原材料 | 白隠元豆(カナダ、アメリカ、その他)、砂糖、還元水飴、加糖れん乳、でん粉、小麦粉/トレハロース、グリシン、クチナシ色素、香料(一部に小麦・乳成分を含む) |
賞味期限 | 製造から約25日間 |
カロリー | 1本あたり69kcal |
購入した場所 | 徳島駅 |
お値段 | 1本入り108円(税込) 5本パック594円(税込) 8本入り950円(税込) 12本入り1,404円(税込) |
目次
ぶどう饅頭とは?名前の由来
小さくて丸くて、葡萄饅頭と思ってしまいがちですが「武道饅頭」が正式名称です。
とはいえ葡萄饅頭も半分は正解、果物のブドウと剣山の武道信仰の2つをかけて生まれた銘菓です。
ひらがな表記となってるのも、敢えてのものなのかもしれません。
作っているのは「日乃出本店」という和菓子屋さん、大正3年より続く老舗です。
お店がある美馬市穴吹町は剣山の玄関口であり、武道上達を祈願して多数の方々が全国よりやってきていました。
そこで、初代が何か名物となるものをと考えたのです。
小型飛行機より「ぶどうまんぢう」の一文字ずつのチラシを撒いて、すべて集めたらお菓子をプレゼントするなど他にはない宣伝方法も受けて、たちまち評判となったのです。
宣伝コピーも商品の文字もすべて自分で決めてしまったとか、初代の西川芳太郎氏はかなりのやりてだったようですね。
食べた感想
というわけで、徳島駅にてぶどう饅頭を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
見た目は紫色で果物のブドウっぽいですね。
一口食べると、ブドウの香りがほのかに広がるさわやかな味わいです。
優しい甘さと、クリーミーな口当たりも印象的でした。
ぶどう饅頭の味わい
あんこを丸めて串に刺しただけ、と思ったらよい意味で裏切られます。
まずそのあんこですが、練乳が練りこまれていて優しい甘味が美味しいのです。
今でこそ当たり前の練乳ですが、大正時代には珍しいものでした。
ハイカラなその味にも、人々は魅了されたのです。
森永製菓初代社長との親交があったそうで、ミルクキャラメルと原点は同じというのはおもしろいものです。
あんこの周りには小麦粉と馬鈴薯澱粉で作られた薄い皮があり、あんこが乾燥するのを防いでくれていて、計算された味なのです。
お茶だけでなく、牛乳との相性もばっちりです。
最近は、鳴門金時や春イチゴなど味のバリエーションも増えて更においしくたのしくなっています。
ぶどう饅頭と言えばの壱億円札
ぶどう饅頭の箱のパッケージを開けると、壱億円札が入っています。
当然ながら偽物、ですがかなり豪華な作りです。
「お菓子を通して人々に喜びや笑顔を与え、土産話となるような出来事も織り込みたい」というのが初代の想いだったとか。
あまりに精巧すぎて発行当時は本物と間違われて警察からの事情聴取を受けるはめになったこともあるそうです。
美味しくて面白くて可愛らしくて、いろんな要素が含まれている製品だからこそ長い歴史を続けているのでしょう。
剣山を訪れた際には、ぜひ買っていただきたい銘菓です。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1本あたり69kcal
賞味期限は?
製造から約25日間
通販で買える?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
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