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大分県

別府竹細工 ~特徴や歴史、見るなら竹未来館がおすすめ!

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大分県別府市といえば、温泉地というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

町中に湯気が立ち上っている風景をテレビなどで見かけることもあります。

温泉のイメージが強い別府市ですが、竹細工のまちとしても長い歴史を紡いでいます。

今回は、別府竹細工の特徴や歴史、竹未来館についてご紹介します。

 

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別府竹細工の特徴

別府竹細工はマダケを主に使用した竹細工で、国の伝統工芸品に指定されています。

古くは行商用の籠やザル、土産品として親しまれていました。

現在では、工芸品として竹細工職人たちに技術が受け継がれ、籠バッグやバスケットなどの竹細工製品が制作されています。

 

別府竹細工の編組技術には8つの編み方が指定されています。

四つ目編みや網代などの目が詰まった編み方から、六つ目編みや八つ目編みなど模様が美しい編み方などがあります。

これらの竹編みの技法は別府市竹細工伝統産業会館の技法のコーナーで実際に見ることができます。

これらの編み方を組み合わせることで,200種類以上の編み方ができ、様々な作品が生み出されています。

 

トクさん
別府竹細工の竹かごは、職人さんによっては、注文から受け取りまで2年待ちってこともあるくらい人気がある品なんだよ!
竹工芸訓練センターっていう、竹細工職人を育成する学校もあるんだって
メイさん

 

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竹細工に使われる竹について

日本には626種類、世界には1250種類の竹があると言われています。

種類が豊富な竹の中で別府竹細工では、主にマダケという種類の竹が使用されています。

マダケは日本で栽培されている竹の約6割を占めており、大分県はマダケの生産全国一を誇っています。

 

マダケは大きくなると高さ20mにも達する大型の竹で、弾力性があるため竹細工に適していると考えられています。

別府竹細工では、3~4年目のマダケを伐採して使用します。

 

別府竹細工ではマダケの他にも、モウソウチクやクロチクという種類の竹が使用されています。

 

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別府竹細工ができるまで

別府竹細工の制作工程は乾燥、加工、編組、仕上げの4工程に分けられます。

 

まず、3~4年経過した竹を伐採し、油抜きを行います。

 

油抜き後、天日干しをした竹を必要な長さに切断します。

ちょうどよい長さに切断した竹を竹割包丁で繊維に沿って割っていき、薄く加工して竹細工に使用する竹ひごを作ります。

繊維に沿って割るのは簡単に思えますが、ひご取り3年と言われるほど難しい作業なのです。

竹は本来まっすぐ割れないものだと知らない人も多いのではないでしょうか。

 

そうして丁寧に作られた竹ひごを使用して、竹編みの作業を行います。

8種類の編み方を組み合わせることで美しい模様を仕上げていきます。

 

編みの工程が終了すると、染色、漆などを使用する塗り仕上げを行って竹細工の完成となります。

 

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別府竹細工の歴史

別府竹細工の始まりは景行天皇の時代にまでさかのぼります。

景行天皇が別府を訪れた際に、従者が良質なシノダケから茶碗籠を作ったのが始まりと言われています。

 

室町時代には行商用の籠の生産が始まり竹細工市場が整備され、本格的に工芸品として扱われるようになりました。

 

江戸時代に入ると、別府が温泉地として知られるようになり湯治客でにぎわうようになります。

すると竹細工は自炊用の飯籠やザルなどの日用品として販売されるようになり、土産品としても人気となります。

 

明治時代には工芸品へと発展し、昭和35年には別府工業徒弟学校(現在の大分県立大分工業高校)が創立されました。

 

別府竹細工は安価な海外製品やプラスチック製品の登場で一時は衰退しましたが、伝統工芸品として竹細工職人たちによって現代までその技術が受け継がれています。

 

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「竹未来館」「伝統産業会館」で竹細工を学ぶ

別府竹細工を見て学ぶなら、「竹未来館」と「別府市竹細工伝統産業会館」がおすすめです。

竹細工の歴史や技法などを実際に見て学ぶことができます。

 

芸術コーナーには名工の方々の作品が展示されており、細やかで美しい別府竹細工の作品が並びます。

現代風にアレンジされた斬新な竹細工の作品も展示されています。

 

別府市竹細工伝統産業会館では、体験学習も行われており、竹鈴や四海波と呼ばれる小物入れを作ることができます。

体験学習をしたい場合は1週間前までにご予約が必要なようです。

別府を訪れた記念に制作してみてはいかがでしょうか。

 

竹未来館に行ってきました!

というわけで、別府竹細工をこの目で実際に見るべく「竹未来館」に行ってきました!

竹未来館は、別府交通センター2階にあり、竹細工で作った竹かごなどの工芸品、制作に使用する道具や機械を展示・紹介しています。

中に入ると、まずライトアップされた竹林から始まり、竹を随所に使用した古民家が再現されていたり、竹細工の歴史や制作過程を見れたりと見どころ満載です!

 

店名 竹未来館
住所 大分県別府市新港町6-46 別府交通センター2階(別府国際観光港前)
電話番号 0977-24-1811
開館時間 9:00~17:00 年中無休
料金 無料

竹未来館

 

トクさん
すっごくキレイで楽しい所だったね~、これで無料なんだからかなりおすすめ!別府に来たら寄ってみて♪
竹未来館のある別府交通センターの1階には、広~いお土産屋さんと大分の郷土料理が楽しめるお食事処もあるよ!
メイさん

 

 

まとめ

今回は別府竹細工を紹介させていただきました。

伝統的な竹編みの技を用いた籠バッグやザルなどの作品はどれも美しくデザイン性に優れたものばかりです。

竹細工製品の良いところは使えば使うほど味が出てくるというところです。

インターネットでも販売されていますので、ぜひ竹細工製品を生活に取り入れてみてください。

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