新潟の銘菓「翁飴」をご存じですか?
歴史の深いお菓子なのですが、全国的な知名度はまだ高くないかもしれません。
実は、あの羽生結弦選手が差し入れにも使ったと一時期ブームになったこともあるんです。
今回は、翁飴の特徴や歴史、食べた感想などをご紹介していきます。
品名 | 翁飴 |
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都道府県 | 新潟県 |
ジャンル | 郷土菓子 |
製造者 | 複数社あり |
原材料 | 水飴、砂糖、寒天、寒梅粉 ※高橋孫左衛門商店の翁飴 |
賞味期限 | 60日 ※高橋孫左衛門商店の翁飴 |
カロリー | 1個あたり69kcal ※高橋孫左衛門商店の翁飴 |
購入した場所 | 上越市内のショッピングモール |
お値段 | ※高橋孫左衛門商店の翁飴 |
目次
翁飴ってどんなお菓子?
飴と言ってもキャンディのような固い飴ではありません。
水飴と寒天を独自の製法で練り上げた、お餅のような柔らかいお菓子です。
見た目は、ひらべったい正方形のような形です。
半透明白い見た目が昔から上品と言われた理由です。
ひとつひとつ丁寧に包まれた個包装になっています。
食べた感想
というわけで、上越市内のショッピングモールで翁飴を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
見た目は、シンプルにとってもきれいで上品ですね
お味の方は、ほんのりと優しい甘さと風味が感じられます。
口に入れれると、もちっとしたかと思うとすぐにとろけてしまいます。
素朴ながら、長く愛されてきたのがわかる、懐かしく優しいお菓子でしたよ。
古くから作られ続けるお菓子
翁飴の歴史は深く、なんと文禄元年までさかのぼります。
文禄元年は1592年のこと。安土桃山時代です。
この年に創業したお菓子やがつくったものです。
粟から水飴をつくり始めたのがそもそものはじまりです。
そこからもち米や麦を使って、ちょっと黄色味がかった水飴(麦芽水飴)ができ、それを寒天で固めて商品化しました。
日持ちもするうえに見た目が美しいと旅人や参勤交代の道中でお土産として持ち歩かれたといいます。
藩主にも人気を博し、健康にもよく長寿を願うお菓子として「翁餅」として広まっていきました。
創業から400年以上、今でも変わらず受け継がれる味がいまでも残っているのです。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1個あたり69kcal ※高橋孫左衛門商店の翁飴
賞味期限は?
60日 ※高橋孫左衛門商店の翁飴
通販はできる?
昔は旅のお土産、参勤交代のお土産だった翁餅。
今ではネットで自宅にいながら味わうことができるようになりました。
新潟に古くからあるお菓子屋さんで、そのお店ごとの製法で作られているので、お好みのものを探してみるのもいいかもしれません。
以前は白っぽい色だけだったものが、今では四季折々の色をまとったカラフルなお餅まであります。
通年販売しているうえに、季節を問わずある程度日持ちがするので、家に置いておくと急な来客の時にも便利かもしれませんよ。
最後に
いかがでしたか?
今回は昔から愛されているお菓子「翁餅」を紹介しました。
数々のお菓子が味わえるいま、日本古来の美しいお菓子へ原点回帰してみるものもまた味があっていいものですよ。
昔の人が食べた味、あなたも味わってみては?