高知県の特産品としてお土産にも大人気の野根まんじゅう。
独特の白いころんとした形で、一口かじると薄い皮の中からは優しい甘さのあんこが出てきます。
老若男女に愛されるお菓子、野根まんじゅうは、なんと明治維新の時代から作り続けられている伝統的な和菓子なのです。
今回はその、野根まんじゅうの特徴や歴史、原材料やカロリーなどについてご紹介します。
品名 | 野根まんじゅう |
---|---|
都道府県 | 高知県 |
ジャンル | 和菓子、まんじゅう |
製造者 | 複数社あり |
賞味期限 | 2週間ほど |
カロリー | 1個当たり約26kcal ※浜口風月堂の野根まんじゅう |
購入した場所 | 高知県の南国SA |
お値段 | 8個入り 税込¥390 ※浜口風月堂の野根まんじゅう |
目次
買ってきました!実食レポ!
というわけで、高知県の南国SAにて「野根まんじゅう 8個入り 税込¥390」を発見!
実際に味わってみるべく購入してみました。
今回購入したのは、浜口風月堂の野根まんじゅうです。
見た目は、小指くらいの一口サイズで独特のかわいらしい形ですね。
口に入れた瞬間あんこのしっとり、ほろほろとした食感と同時に、優しい甘さが広がります。
しっかり甘いのに、しつこくない上品な甘さです。
薄い皮はふんわりとお酒が香り、あんこのしっとり感と甘さを邪魔しない優秀な皮です。
この素朴で優しい、心が温まる味は先代から代々受け継がれてきたものだと思うと、感慨深いものがありますね。


野根まんじゅうの歴史
野根まんじゅうの名前は、高知県の野根の地で作られたことに由来します。
中でも「浜口福月堂」では、明治時代に初代・重太郎が創業して以来代々野根まんじゅうを作り続けていて、現在5代目となっています。
昭和25年には、昭和天皇陛下が土佐に来た際に食べたことでも有名です。
伝統の素朴な味を守り続け、時代をこえて多くの人から愛されてきた、歴史あるお菓子なのですね。
野根まんじゅうの特徴、原材料やカロリー
野根まんじゅうの特徴は、何と言っても優しい甘さのあんこです。
中に入っているあんこは、北海道産の十勝あずきを100%使用したこだわりの自家製のものなのです。
あずきのほかに加えるものは、ザラメ、水のみ。素材そのものの味を楽しんで食べられます。
生地に使用されているのは小麦粉、四温糖、酒(純米酒)、水(活性水)、ふくらし粉です。
これらをよくこね、先ほどのあんこを包んだら、丁寧に蒸しあげて完成です。
シンプルですが、素材のおいしさにこだわった伝統的な製法です。
カロリーは、1袋(8個入)で206.4kcalなので、1個当たり約26kcalということになりますね。
野根まんじゅうの賞味期限は?
野根まんじゅうは、生菓子のため未開封の状態で消費期限は大体2週間ほど。
開封後は2、3日を目安に食べきりましょう。
冷凍保存も可能ですが、購入後はなるべく早く食べることをお勧めします。
野根まんじゅうはどこで買える?
明治時代からの伝統の野根まんじゅうは、高知県安芸郡東洋町野根の、浜口福月堂で購入することが出来ます。
その土地に実際に行くことで、特産品のできた場所の雰囲気を知り、店主さんにお話を聞くこともできるので、本店に赴くとより一層野根まんじゅうを楽しめると思います。
また、高知県内の道の駅やSAなどのお土産屋さん、関東地方、東海地方、近畿地方の百貨店にも商品を取り扱っている場所があります。
実際に足を運ぶのが難しい場合は、送料がかかってしまいますが浜口福月堂の公式サイトより通販での販売も行っていますので、是非公式サイトを確認して下さい。
16個入りのものから、48個入りのものまで取り揃えられています。
また、七福堂の野根まんじゅうは楽天などの通信販売で購入することも可能です。
最後に
いかがでしたか?
今回は高知県の特産品の野根まんじゅうについてご紹介しました。
明治時代から多くの人々に愛されて来たのには、代々の店主のこだわりや努力によって生まれたものなのですね。
高知県で生まれた、歴史あるお菓子を是非一度味わってみてはいかがでしょうか。
旅行のことを思い出しながら一人で食べるのも良いですし、来客時のお茶菓子としても喜ばれます。
また、子供からお年寄りまで安心して食べられるものなので、家族で食べるのもいいですね。