「森のくまさん」と聞くと童謡を思い浮かべる方の方が多いかもしれませんが、そんな愛らしい名前のお米があります。
熊本県で作られていると聞くと「あ、なるほどくまさんね」となりますよね。
今回は、熊本県で生まれたお米、森のくまさんの特徴や由来、食べた感想などをご紹介します。
品名 | 森のくまさん |
---|---|
都道府県 | 熊本県 |
ジャンル | 米 |
購入した場所 | ふるさと納税 |
旬の時期 | 10月中旬 |
目次
食べた感想!
というわけで、ふるさと納税で森のくまさんが届きましたー!
実際に味わってみました。
見た目はちょっと細めで透明感があります。
炊いているときから、香ばしい良い香りも特徴的です。
食べてみると程よい弾力ともっちり感があり、粘りの強いお米ですね。
味もコシヒカリのように甘く感じます。
冷めてもおいしいですが、炊きたての香りと味が絶品なので、朝ご飯や夜ご飯の食卓向きのお米とも言えますね。
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九州の米どころ熊本県
熊本県はそもそも九州のなかでも米どころとして知られています。
江戸時代には徳川幕府への献上品としても肥後米(熊本のお米)が選ばれ、「これに匹敵する米はない」と言われたほどです。
気候は温暖で、自然も豊か。
その中でも熊本平野のあたりの季節による寒暖差が高い地域、山麓の高冷地帯など、それぞれの場所に合ったお米が選ばれて作られているのでおいしいお米が成長するわけです。
現代でも、その代名詞ともいわれているのが「ヒノヒカリ」です。
これは山麓の中でも平坦な場所に適したお米として作られるようになり、今では不動ともいえる人気を誇っています。
そのヒノヒカリと並ぶくらい、美味しいお米を熊本平野でも作りたいという思いから誕生したのが「森のくまさん」なのです。
熊本県独自のブランドを!ということで品種育成が始まり、1989年からスタートした交配。
1997年に奨励品種となり、2000年には品種登録されました。
県初のオリジナル米!名前の由来は?
森のくまさんは「ヒノヒカリ」と「コシヒカリ」という二台巨頭を交配したサラブレットです。
県内でも、生産消費が多い二つを組み合わせた、熊本が作りだしたオリジナルのお米。
いいもの同士を組み合わせれば、必ずうまくいくというものでもないので、よほど二つの相性が良かったとも言えますね。
栽培地として山麓の平坦な場所でも問題はなかったのですが、そこはすでにヒノヒカリの土場です。
あえてそこに踏み入れることなく平坦地での作付けが進み、仲良く共存することとなったわけです。
名前の由来は「森の都 熊本」からきており、熊本初のオリジナル品種が、親しみを持たれるようにという思いを感じますね。
ちなみに、熊本県をそう呼んだのは夏目漱石です。
初めて下り立った時に、熊本の自然の多さに漏れた言葉だと言われています。
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は熊本初のオリジナルブランド米をご紹介しました。
そのあとにもくまさんシリーズは誕生を続け「くまさんの力」「くまさんの輝き」などのお米が誕生しています。
炊きたてを、そのまま食べるのがおいしいという意見が多い「森のくまさん」。
一緒に脇に添えるなら、熊本特産の高菜漬けなどがいいかもしれませんね。
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