全国的にご当地ラーメンが数々存在しますが、鹿児島ラーメンとはどういったものかご存じでしょうか?
今回は、鹿児島ラーメンの特徴と歴史、食べた感想などについてご紹介していきます。
品名 | 鹿児島ラーメン |
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都道府県 | 鹿児島県 |
ジャンル | ラーメン |
食べた場所 | こむらさき アミュプラザ鹿児島店 |
目次
鹿児島ラーメンってどんなラーメン?
鹿児島ラーメンは、豚骨ベースのスープにストレートの麺が特徴のラーメンです。
九州全般的に豚骨をベースにしている地域が多いのですが、鹿児島ラーメンはこってり系ではありません。
スープには鶏ガラや野菜も使われているため、白濁ではなく半濁しているくらいの透明度なのです。
麺もストレートとはいえ、中太だったり少し平麺っぽかったりします。
これは沖縄そばや台湾もビーフンの影響を受けているといわれています。
もちもちした麺を噛んで味わって食べるラーメンなんです。
他にはこれといった特徴をや定義をもっていません。
店主のアイデアを生かして鹿児島ラーメンは完成します。
こむらさきで食べてきた感想!
というわけで、鹿児島に行った際に鹿児島ラーメンを味わってきましたー!
今回食べたのは、こむらさき アミュプラザ鹿児島店です。
小さめのチャーシューがたくさん乗っています⇩
スープは豚骨にしては透明度のある半濁⇩
チャーシュー以外の具には、キャベツ、椎茸、ネギ、が入っていました⇩
しっかり豚骨特有のコクがありながらも、あっさりめで飲みやすいスープですね。
出汁を吸った椎茸や野菜も美味しくて、良い存在感があります。
ほんとに飲みやすいスープだったので、あっという間に完食してしましました。
なるほど~、福岡の豚骨ラーメンとはまた全然違った美味しさがありましたよ。
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いつ頃誕生した?
鹿児島ラーメンの始まりは昭和22年のことだといわれています。
この年に創業した「のぼる屋」が鹿児島最古のお店です。
当時横浜で看護師をしていた創業者が患者だった中国人からスープの作り方を教えてもらい、それをアレンジして完成しました。
残念ながら2014年に跡取りだった息子さんが急逝され、閉店してしまいました。
が、熱烈ファンの常連客たちがお店を再建。
いまではファンたちが共同経営しているお店として生まれかわりました。
ほかにも「のりー」や「こむらさき」など昭和20年代から操業する老舗や、進化系のラーメンを提供する新進気鋭のお店も増えています。
鹿児島ラーメンは高価な食べ物だった?
昔から「鹿児島ラーメンは高い」と言われています。
約30年くらい前のラーメンのムック本を参考にすると、当時の博多ラーメンが350円~450円だったのに対し、鹿児島ラーメンは700円~1000円となっています。
これは高い。
しかしこれには理由があります。
ひとつは、豚骨だけではなく鶏ガラや野菜などたくさんの材料がスープを作るのにつかわれているから。
ふたつめは、おもてなしのこころです。
鹿児島ラーメンを提供するほとんどのお店では、提供されるまでの間に急須でお茶を出してくれます。
そしてテーブルには大根の漬物が置かれており、待っている間に自由につまめるようになっているのです。
それを考えると値段は割高になるのも納得です。
今では全国的にスープにも麺にもこだわるお店が増え、1杯1000円前後のお店も増えてきました。
そう考えてみると、鹿児島ラーメンは時代の最先端を進んでいただけなのかもしれませんね。
通販はできる?
鹿児島ラーメンは、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は、九州の他のラーメンにはない鹿児島ラーメンの特徴と元祖のお店の歴史と今をご紹介しました。
今ではご当地ラーメンをお取り寄せすることのできる店舗もあります。
現地に行くのが難しい方はお家で鹿児島の味を味わってみるものいいかもしれませんよ。
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