香川と言えばうどん、うどん屋巡りをする方もたくさんいらっしゃいます。
でも小麦粉ばかりだと飽きるのでは?
そんな時にぜひ食べていただきたいのが骨付鳥です。
今回は、骨付鳥の特徴や歴史についてご紹介させていただきます。
目次
骨付鳥の歴史
丸亀の居酒屋「一鶴」の店主とその奥様が、骨付鳥の創業者です。
その後、骨付鳥は丸亀だけでなく香川全土に広まりました。
丸亀市は「骨付鳥大百科」という公式ガイドブックも作成しており、観光案内所などで手に入れることができます。
「とり奉行骨付じゅうじゅう」というご当地キャラもいます。
地元民の活動もあり、いまや大阪や横浜など全国的にも広まっていっています。
売り出したのは1953年のこと、ハリウッド映画でローストチキンが出てきたのを見てそれをヒントにメニューとして取り入れたのが始まりでした。
「豪快な食べ物をぜひとも味わってほしい」と完成させたのです。
旨味たっぷりで、一度食べれば病みつきとなるでしょう。
居酒屋のメニューだっただけありお酒にも合う味ですよ。
骨付鳥の味わいとは
骨付の鶏肉がどんとお皿に乗って、見た目も迫力がありますが味もインパクト大です。
塩コショウにそれぞれのお店のオリジナル特製スパイスで付け込まれた鶏肉は、濃い目で辛めの味付けとなっています。
皮はパリパリだし身がジューシーで、2種類の味わいが楽しめるのです。
キャベツやおにぎりをぜひ合わせてください。
キャベツのあっさり感で更に食が進みますし、お酒だけでなくご飯にもピッタリです。
おやどりとひなどり
「骨付鳥1つ」と注文しただけでは出てきません。
おやどりかひなどり、どちらかを選ばなければならないのです。
どちらがおいしいかは人それぞれですが、おやどりならばしっかりとした噛み応えがあって、噛めば噛むほどに出てくる旨味が魅力と言えるでしょう。
小さなお子さんがいるならひなどりでしょうか。
やわらかくて簡単に嚙み切れます。
2種類の選択肢があることで、小さなお子さんからお年寄りまで誰もが楽しめるのが嬉しいですね。
タクシーで巡るのもおすすめ
骨付鳥と言えばやっぱりビール、でも車で来ていたらそうはいきません。
ぜひ香川の旅でおすすめしたいのがタクシーです。
うどんの行灯が目印のうどんタクシーもあれば、骨付じゅうじゅうの行灯がついたじゅうじゅうタクシーもあります。
好みに合わせてお店まで連れて行ってくれるので、効率よく回ることができます。
うどんタクシーはともかくじゅうじゅうタクシーはなんと香川県にたった1台のみ、巡り合えただけでもラッキーですから良いことがあるかもしれませんね。
食べた感想
というわけで、高松市内の居酒屋にて骨付鳥を発見!
実際に味わってみました。
今回は、柔らかいひなどりを注文しました。
これは、おいしい!
塩と胡椒の味付けが濃い目でスパイシー、にんにくの風味も効いているのもいいですね。
お肉もジューシーで噛めば噛むほど脂の旨みが広がっていく感じです。
大きいので、食べ応えもばっちりでした。


通販で買える?
骨付鳥は、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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