皆さんは平安堂梅坪の銘菓吾作饅頭をご存知でしょうか?
吾作饅頭は素朴で飾らない造りながら、粒餡のコシと胡桃の香ばしさがたまらない、広島県を代表する銘菓の1つです。
今回は、そんな吾作饅頭のカロリーと賞味期限、特徴や発祥についてご紹介いたします。
品名 | 吾作饅頭 |
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都道府県 | 広島県 |
ジャンル | 和菓子、まんじゅう |
製造者 | 株式会社平安堂梅坪 |
原材料 | 砂糖・小豆・小麦粉・卵・くるみ・水飴・みりん・麦芽糖・寒天・トレハロース・膨張剤 |
賞味期限 | 製造日から30日 |
カロリー | 1個当たり113kcal |
購入した場所 | 広島市内のスーパー |
お値段 | 5個入 1,134円(税込) 10個入 2,160円(税込) 15個入 3,186円(税込) 20個入 4,212円(税込) |
目次
吾作饅頭の特徴、読み方
吾作饅頭は、”ごさくまんじゅう”と読みます。
平安堂梅坪の吾作饅頭は、北海道産大納言小豆の粒餡を薄皮で包んで焼き上げたもので、上部が焦げ茶色、下部が薄茶色をした饅頭です。
上部中央には国産胡桃が載せられています。
粒餡を小麦粉の皮で包み、胡桃を載せて、卵の黄身で照りをつけながら焼き上げる饅頭は、一般的に東饅頭として知られています。
東饅頭は大正時代、京都の都をどりに対抗して、東京の新橋演舞場で東をどりが初公演されたのを記念して作られ、観客に配られたのが始まりと言われています。
吾作饅頭はその東饅頭とよく似ていますが、柔らかくみずみずしい粒餡を薄皮で包む部分が特徴です。
食べてみた感想
というわけで、広島市内のスーパーにて「吾作饅頭 1個 税込¥162」を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
切ってみると、中には餡がぎっしり!
粒餡は水分量を抑えているのかホロホロとした歯切れのいい餡で、それを包む薄皮にアクセントとして添えられた胡桃の硬い食感と香ばしさが絶妙に合わさっています。
国産の小豆と胡桃によって、素材のよさを活かして生み出された素朴で安定した味わいは、風味の良いお茶との相性が抜群ですね。


吾作饅頭の発祥と歴史
吾作饅頭を製造している株式会社平安堂梅坪は大正7年、「平安堂」という屋号で創業しました。
創業当時は、広島県の名産品として知られている柿羊羹の生産を主体としており、後に菓子の製造直販を行う店舗を開設するに当たって「梅坪」の屋号が加わり、統合して「平安堂梅坪」となりました。
現在では広島県有数の老舗菓子店として知られるようになった平安堂梅坪ですが、創業以来柿羊羹のみに留まらず、様々な新しい菓子の開発に取り組み続けています。
現在では和菓子のみならず洋菓子の生産も手掛けています。
そのような歴史の中で生み出されたものの1つが吾作饅頭であり、柿羊羹と並ぶ主力商品として既に60年を超える歴史を有しています。
吾作饅頭のように、水分が多い餡を薄皮で包んで焼くと、デコボコとした焼き上がりになってしまうことは避けられません。
そのために見栄えはあまりよくありませんが、その分味については自信を持って提供できる。
そんな想いが、純朴な響きを持つ吾作饅頭という名に込められています。
実際、素朴で飾らないお菓子として、吾作饅頭は誕生以来地元の人々から愛され続けてきました。
現在では吾作饅頭は、有名なもみじ饅頭に次いで、広島県を代表する銘菓としての地位を確立しており、地元の人々のみならず、全国から訪れた菅顧客が買い求める人気商品となっています。
カロリーと賞味期限
カロリーは、1個当たり113kcal
賞味期限は、製造日から30日
となっています。
どこで買える?通販は?
吾作饅頭は、広島県内に展開する平安堂梅坪の各店舗で販売しています。
平安堂梅坪は福屋やそごうといった地元百貨店や、ゆめタウンやイオンモールといったショッピングモールの他、JR広島駅構内にも出店しており、広島の街を訪れての帰り際にも土産品として買っていくことができます。
また吾作饅頭は、インターネット上の平安堂梅坪のオンラインショップ、あるいはその他の各通販サイトでも販売されており、全国どこにいても購入することが可能です。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
まとめ
吾作饅頭は、粒餡を薄皮で包んで焼き上げたもので、上部が焦げ茶色、下部が薄茶色をした饅頭で、60年以上もの歴史があります。
その名の通り、愚直で飾らない美味しさを追求し続けてきた吾作饅頭。
見た目は特筆すべき点がほとんどないものの、一度口へ運べば、余計な手を加えていない分素材の良さを最大限に引き出した、侮れない味と香りに唸らされる。
それが吾作饅頭です。
広島県を訪れた際など、お茶菓子として買って帰るのもよいのではないでしょうか?