みなさん、馬刺しは食べたことがありますか?
馬刺し自体は熊本県では郷土料理としてメジャーな食べ物で、九州の方は「馬刺しといえば熊本」というほど馴染みのある言葉です。
今回は、馬刺しを食べた感想や美味しい食べ方などについてご紹介させていただきます。
品名 | 馬刺し |
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都道府県 | 熊本県 |
ジャンル | 郷土料理 |
食べた場所 | 熊本市内の居酒屋 |
カロリー | 100gあたり110kcal |
目次
馬刺しとは!
馬肉といえば「馬の肉」と思いつく方は多いと思います。
馬刺しとはその名のとおり「馬の肉の刺身」の省略です。
馬の肉を薄く切って生で食べる熊本県の郷土料理です。
色合いはかなり濃い赤で、見た目は「ザ・肉」という印象を強く受けます。
馬肉は「桜肉」とも呼ばれています。諸説ありますが、桜肉と言われるだけあって肉の断面は大変美しいです。
他の食用肉同様、トロ・霜降り・赤身と分類され、それ以外にもレバ刺しやタン刺しなどももちろんあります。
タテガミ刺しやこうね(タテガミの油)などは1頭あたりから少量しか採れないため貴重な部位です。
また馬の肩からあばらにかけて広がる3層肉は「ふたえご」と呼ばれており、コリコリとした食感が楽しむことができます。
食べた感想
というわけで、熊本市内の居酒屋にて馬刺しを発見!
実際に味わってみました。
こちらが赤身⇩
こちらの白いのがタテガミです⇩
まず、食感がとってもプリプリしてます!
歯ごたえは程よくありますが、噛みきれない嫌な歯ごたえではないので、良い意味でも強い歯ごたえが楽しめます。
タテガミの方は、コリコリした食感でほどよい甘さが感じられます。
やはり生肉なので臭み自体が全くないと言えばウソになりますが、ぜんぜん気になるような臭みではありません。
九州の美味しいお酒に合うので、どんどん進んでしまいました~。
美味しい食べ方は?
一般的にはニンニクや生姜などを醤油にといて食べる方法が多いです。
ネギや、スライスした玉ねぎを巻いて食べるもよし。
あつあつご飯の上にのせて丼にして食べる人もいるそう。
それ以外にもアレンジ方法としては、オニオンスライスを付け合わせにカルパッチョ風にしておしゃれに食すもよし、卵黄を落としてユッケ風もまた別な味を楽しむことができますよ。
馬刺しは安全?
生の肉だと食中毒を気にされる方も多いと思います。
生肉において食中毒の危険としてあげられる一番のリスクは腸管出血大腸菌(O157など)です。
この菌はもともと肉本体に付いているのではなく動物の腸内に生息している菌です。
これが肉処理を行う際に付着して二次感染を起こした生肉を食べることで食中毒に感染します。
馬は他の家畜よりも体温が40度ほどと高く雑菌などが繁殖しにくいと言われています。
そのため他の家畜と違って生肉で食べても食中毒を起こすリスクが低いのです。
もちろんそれだけではありません。
生食用食肉の衛生基準ガイドラインをきちんと設けて、万全の衛生管理をおこなています。
その1つが「トリミング」という作業です。
トリミングとは肉の表面を削ぎ落とす作業のことで、トリミング中は肉の温度が10度以上にならない、使用する調理器具は使うたびに熱湯で消毒を行うことなどがきちんと義務付けられています。
馬肉はどこで食べられるの?
熊本県では郷土料理ということもあって、居酒屋をはじめとして、割と馬刺しを取り扱っているお店は多いです。
馬肉料理専門店があるぐらいです。
焼肉店などでも馬刺しを取り扱っているお店が多いですよ。
あとはサービスエリアやお土産店などでは、お土産用に持ち帰りの馬刺しも売られています。
通販でも買える!
なかなか熊本まで行く機会がないという方は、最近ではインターネットのショップでも馬刺しが販売されています。
こちらも馬刺し専門のネットショップがあり、冷凍状態で送られてくるので安心安全に食すことができます。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
皆さんいかがでしたでしょうか。
これを読んで少しでも馬刺しに興味を持たれた方がいれば幸いです。
まだ食べたことがないという方はぜひ一度食べてみてください。
こんな美味しいもんがまだあったのかと感動を体感すること間違いなしです。