さまざまある北海道のお土産たち、その中でも「六花亭のマルセイバターサンド」は特に有名なのではないでしょうか。
きっと一度でも名前を聞いたことはあるはず、ですが広い北海道の中のどこの名産品なのか・その歴史などまでご存じの方は少ないかもしれません。
今回は、マルセイバターサンドの歴史、賞味期限やカロリー、食べた感想についてご紹介させていただきます。
目次
十勝の銘菓・六花亭マルセイバターサンド
その誕生は37年前、レトロなパッケージが大昔からあるはずと思われてた方もいらっしゃるでしょうが、意外と歴史は短いのです。
製造しているのは六花亭製菓なのですが、それまでは「千秋庵帯広支店」という屋号だったのです。
名称変更を記念して昭和52年5月に発売された、それがマルセイバターサンドというわけです。
屋号にもあるとおり、単なる支店に過ぎなかった六花亭ですが、地元である十勝に根付いたお菓子屋を目指そうという思いを持って、社名変更へと踏み切ったそうです。
マルセイバターサンドを作るにあたって参考としたのは十勝開拓の祖・依田勉三ら開拓移民団「晩成社」です。
晩成社立ち上げの後にバター工場を創業・そしてマルセイバターを北海道で初めて商品化させた依田氏に習ったのです。
レトロな包みもそのはず、依田氏が発売していた明治のころのマルセイバターのラベルを復刻しているからなのです。
六花亭の包装紙・十勝六花を描いたのは坂本龍馬の末裔に当たる人物だとか、たった37年の歴史ではあるけれどもっと古い歴史を背負って六花亭のマルセイバターサンドはあるというわけです。
六花亭が目指したのは十勝に根付いたお菓子屋、その通り地元ではたちまち人気になり愛されることとなりました。
しかしながら、やがて道民以外もお土産として利用されるようになり、その美味しさから全国へと広まって行ったのです。
道民にとっては今も変わらず、「地元のおやつ」だそうです。
賞味期限とカロリー
せっかく北海道に旅行に来たならぜひお土産に買っていっていただきたいのですが、賞味期限が最大で10日しかないので注意は必要です。
砂糖にバター・小麦粉などたっぷり使用されたマルセイバターサンド、口当たりも良く食べやすいのですが1個あたり165キロカロリー、ご飯を軽く1杯食べたほどのカロリーがあります。
一日せいぜい1枚か2枚、それで計算して買ってくるようにしたいですね。
通販で買える?
マルセイバターサンドは、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか北海道に行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
食べた感想
というわけで、千歳空港にてマルセイバターサンドを発見!
実は私、子供のころからこれが大好き!
毎回、北海道行ったら絶対に買ってきます(自分用で)。
このデザインもなんか好きです
クッキー生地も柔らかく、クッキーなのかマドレーヌなのか、それを足して2で割ったぐらいの柔らかく、バターの香りや味がマイルドで相変わらずおいしい!!
その中に、レーズンが入ったクリームを入れてるからそれが絶妙に合うんですよね~。
レーズンも、ふわっと感じる洋酒の香りもいいし、味もしつこくない感じに仕上がっていますね。
歴史は意外と短い六花亭のマルセイバターサンド、ただそこには六花亭の方たちの熱い想いが込められているのでしょうね。
身近なおやつとして楽しめる道民の方が羨ましい。
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