皆さんは高校三年生の山田まんというお菓子をご存知でしょうか?
この何とも珍妙で、聞いただけではとても食べものとは思えないような名前を持つ饅頭は、高知県で商業科で学ぶ高校生たちが、地域に貢献したいという想いを込めて開発したものです。
今回は、そんな高校三年生の山田まんの特徴や発祥、カロリーや賞味期限についてご紹介いたします。
品名 | 高校三年生の山田まん |
---|---|
都道府県 | 高知県 |
ジャンル | 和菓子、まんじゅう |
製造者 | 青柳 |
賞味期限 | 製造日から40日 |
カロリー | 1個当たり57kcal |
購入した場所 | 高知県の道の駅 |
お値段 | 7個入り540円(税込) |
目次
高校三年生の山田まんの特徴
高校三年生の山田まんは、高知県高知市の製菓メーカーの青柳が製造・販売している饅頭です。
高知県香美市にある高知県立山田高校商業科の第55期生の生徒たちが企画・開発しました。
外観は、直径4cmほどのやや小さめの饅頭ですが、生地に竹炭が練り込まれているために、皮は真っ黒でとてもインパクトがあります。
そして中に入っている白餡には、地元特産の黄金生姜(こがねしょうが)を刻んで練り込んであります。
そして高校三年生の山田まんを語る時に忘れてはならないのは、饅頭自体に負けず劣らずのインパクトがあるパッケージそのもの。
黄色を基調とした、シンプルながら、店頭でも目立ちやすく、センスのいいデザインのロゴは、高知県出身のデザイナー梅原真さんの指導を受けて、山田高校の生徒たちが自分たちで手書きしたものです。
袋の裏面には、「ころんとたべる山田まん」と題されて、以下の4条の謳い文句が記されています。
●あんこは、心に刻む、きざみショウガでショウガ
●普通の色じゃ、面白くない、黒でショウガ
●高知県立山田高校商業科(ショウカ)55期生が作った、まんじゅうでショウガ
●食べるしかないでショウガ
まさに生姜にこだわり抜いた饅頭、それが高校三年生の山田まんなのです。
食べた感想
というわけで、実際に味わってみるべく高校三年生の山田まんを購入してきました!
食べやすい一口サイズですね。
甘い白餡に生姜の絡みと香りがとてもよく効いていて、奥深い味を生み出しています。
また、刻んだ生姜のコリコリとした食感も独特です。
何と言っても生姜の存在感がとても強くて癖になりそうな、生姜饅頭と言ってもいいほどの饅頭。
生姜好きにはたまらない逸品ではないでしょうか?


高校三年生の山田まんの発祥
高知県立山田高校が所在する高知県香美市は面積の大半を山林が占める自然豊かな地域で、農業と林業を主産業としています。
そんな町で多く生産されている特産品が、黄金生姜。
香美市を含めた高知県の生姜の生産量は、全国の40%余りを占めており、日本一です。
山田高校商業科の第55期生の生徒たちはそんな町の特産品を使った商品を生み出すことで、地域貢献ができないかと考えました。
そして、試行錯誤を繰り返した末、2016年に誕生したのが高校三年生の山田まんなのです。
山田高校の生徒たちの企画に対して、協力したのが昭和11年創業の高知市の老舗和菓子処青柳。
そして地元高知県出身で、全国的に活躍しているデザイナーの梅原真さんでした。
こうして各方面の協力を取りつけて完成した高校三年生の山田まんは、2016年2月の販売開始から半年で4万袋・2,000万以上を売り上げるヒット商品となりました。
高校三年生の山田まんは、その後も好調な売れ行きを見せています。
高校生たちの想いに加えて、ユニークなデザインと、確かな美味しさを持つ新たな銘菓として、高校三年生の山田まんはその歴史を歩み始めたと言っていいでしょう。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは、1個当たり57kcal
賞味期限は、製造日から40日
となっています。
食べた感想
というわけで、実際に味わってみるべく高校三年生の山田まんを購入してきました!
食べやすい一口サイズですね。
甘い白餡に生姜の絡みと香りがとてもよく効いていて、奥深い味を生み出しています。
また、刻んだ生姜のコリコリとした食感も独特です。
何と言っても生姜の存在感がとても強くて癖になりそうな、生姜饅頭と言ってもいいほどの饅頭。
生姜好きにはたまらない逸品ではないでしょうか?


どこで買える?通販は?
高校三年生の山田まんは、製造元である和菓子処青柳の直営店舗の他、高知空港やJR高知駅など、高知県内の各土産物店で販売されています。
また、和菓子処青柳はインターネット上にオンラインショップを開設しており、全国どこからでも取り寄せることが可能です。
まとめ
山田高校の地域に貢献したいという想いが込められた高校三年生の山田まん。
名前もデザインもユニークで、真っ黒な饅頭の外見のインパクトも大。
そして生姜の辛みと香りが豊かでとても美味しいですから、お土産品としても最適の逸品です。
高知県へ旅行などで訪れた際は、是非一度手に取ってみてはいかがでしょうか?